ニューヨークと東京、
洗練されたジャズ文化を
持つ2つの都市の物語

~古き良き伝統から新しい未来に向けて~


ジム•ルース (ピーバディー賞ウィルバー賞など受賞したフェスティバル•プレゼンテーター、プロデューサー)


ニューヨークのキャラモア•ジャズフェスティバル、ニューヨークとロスアンジェルスでのアーツ>ブルックフィールドのコンサートシリーズ、そして自宅のリビングルームでのコンサートも含め、私はこれまで様々な機会で世界一流のピアニストたちを世に紹介してきました。

1969年から1996年まで、ニューヨークのピアノライブハウス「ブラッドリーズ」はジャズピアニストやピアノ愛好家の聖地でした。世界中からファンが訪れて、その光景はまさにジャズピアノの国際連合のようでした。

最初の10年を逃しましたが、私は1979年頃から1996年まで「ブラッドリーズ」に通い詰めました。当時の素晴らしいピアノ奏者全員が「ブラッドリーズ」で演奏する事を目指していました。ジョン・ヒックス、バリー・ハリス、ケニー・バロン、カーク・ライトジー、シーダー・ウォルトン、ラリー・ウィリス、トミー・フラナガン、ビル・エヴァンス、ハンク・ジョーンズ、モンティ・アレクサンダーなど、多くのジャズピアニストがよく演奏しに来たり、または他の人の演奏を聴いたりしました。私にとって、ブラッドリーでの時間は、音楽そのものを超えたジャズピアノへの情熱と渇望を満たすのに本当に役立ちました。

この経験は私の生涯にわたるピアニスト、ピアノ製作者、ピアノに関わる世界各地の人々との情事のきっかけとなったのだと思います。私が知っている限り唯一これに関連付けられるジャズピアノの祭典は、日本で開催された100ゴールドフィンガーコンサートでした。この度は、ニューヨーク市のクラヴィア•ホールから新しいイニシアチブを発信する事を光栄に思います。

 
 

音楽の聖域

 


「KlavierhausはニューヨークでGaborとSujatri Reisingerによって1993
年に設立されました。 兄弟は、高品質の職人の技とツアーコンサートアーテ
ィストの個々のニーズに応じて楽器を作成するため
の協調的なアプローチで世界的に名声を博しました。

 

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